2011年4月30日土曜日

福島県児童の「20ミリシーベルト/年」について(5) 腹話術人形編



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・・・電力総連での人形の講演料、ハウマッチ?w




そもそも、

今回、文部省の20msv基準について原子力の安全確保の専門家として意見を求められ

「差支(さしつか)えありません」

とOKの判断を下した内閣府の審議会・原子力安全委員会の委員長、斑目春樹を、

委員長として就任させたのは




2010年4月21日。




鳩山由紀夫内閣。


原口人形は



内閣の一員だったわけです。人形だけど。

2011年4月29日金曜日

福島県児童の「20ミリシーベルト/年」について(4) まとめ

日本弁護士連合会は4月27日、文部科学省の線量目安について「安全性に問題がある」として見直しを求める声明を出したが、文部科学省は「安全性に十分配慮した」として、見直すつもりがないことを宣言した。






どう考えるべきか。


・引用記事のように、文部科学省は今回の通知(『暫定的考え方』)を見直すつもりがないことを明確に宣言している。
つまり「放射線管理区域の規制線量」など関係ないというのが文部科学省の見解である。


・この文部科学省の見解の根拠となるのは、原子力災害時においては、「放射線管理区域」に関する諸法令よりも、原子力災害対策本部の決定のほうが法的に上位とされることからである。(原子力災害対策特別措置法)


・つまり、原子力災害対策本部が、この通知(『暫定的考え方』)に関して原子力安全委員会に意見を求め、
「差支(さしつか)えありません。」
との回答を得た上で、原子力災害対策本部名で、文部科学省と厚生労働省に対し、この通知に基づいて福島県へ指導・助言を行うよう指示していることが、文部科学省にとって、いわゆる「お墨付き」になっているためと考えられる。


・しかしながら、文部科学省通知(『暫定的考え方』)は、法的拘束力も罰則も無い「通知」であり、文部科学省の考えを伝える単なる「お知らせ」に過ぎない。


・さらに、この通知(『暫定的考え方』)が基準設定の根拠であるとしている、国際放射線防護委員会の勧告
『 国際放射線防護委員会(ICRP)Pub 109』

『2011年3月21日付コメント(「福島原子力発電所事故」)』
は、児童、生徒に関する特段の定めが無く、あくまでも一般の大人に関するものである。


・いっぽう、国際放射線防護委員会は、
『18才までの生徒に対しての学校における放射線防護 (ICRP Pub 13)』
という勧告において、18才までの生徒の許容限度を「公衆構成員(大人)の線量限度の1/10以下にすべき」と明確に示している。


・ところで、各地の教育委員会が大きな権限を持っていることは意外に知られていない。

地方自治の大原則により、各教育委員会は文部科学省とは関係なく独自の判断で

「校舎などの施設や教具などの設備の整備」

「教育関係職員、児童生徒等の保健、安全、厚生、福利」

「学校など教育機関の環境衛生」

等の教育行政を行なうことができる。

(「教育委員会のしくみと仕事」全国都道府県教育委員会連合会HP)
http://www.kyoi-ren.gr.jp/works/index.html


・したがって、福島県教育委員会と福島県各市町村の教育委員会は、この文部科学省通知を「あくまでも最低限度の基準(最もゆるい基準)にすぎない」と解釈することによって、国際放射線防護委員会の勧告『18才までの生徒に対しての学校における放射線防護 (ICRP Pub 13)』に基づいて、より厳しい独自の基準を各々で設定することが可能であると考える。


・また、個々の学校においても同様なことを行なうことが可能なはずである。

(個々の学校が独自に動いて良いという根拠:
中央教育審議会地方教育行政部会『地方分権時代における教育委員会の在り方について』平成17年1月13日、など)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/05012701.htm) 


・今後、福島県に限らず日本の各地で原子力災害は起きる可能性がある。そのときのためにも、福島県民だけでなく我々日本国民は、今回の文部科学省通知(『暫定的考え方』)がこのまま実質運用され続けることが無いよう、各方面(県や市町村と、それぞれの教育委員会など)に働きかけを行い続けなければならない。



・今回の文部科学省通知(『暫定的考え方』)により、近い将来に放射線、放射能による児童の健康被害が引き起こされることが予想される。被害者が国に対して訴訟を起こしても因果関係が認められる可能性は低いが、仮に認められたとしても、それまでには長い年月と大変な労力が必要となる。


・その裁判の被告となる当事者は、


原子力災害対策本部本部長:菅直人(最高責任者)

原子力安全委員会委員長:斑目春樹(実質的な判断の最高責任者)

文部科学大臣:高木義明(当該通知に関する最高責任者)

文部科学省生涯学習政策局長:板東久美子(当該通知に関する責任者)

文部科学省初等中等教育局長:山中伸一(当該通知に関する責任者)

文部科学省科学技術・学術政策局長:合田隆史(当該通知に関する責任者)

文部科学省スポーツ・青少年局長:布村幸彦(当該通知に関する責任者)


であると今から指摘しておく。

福島県児童の「20ミリシーベルト/年」について(3)

子どもの被曝許容量に関する国際放射線防護委員会(ICRP)の見解:
公衆構成員(大人)の線量限度の1/10以下にすべきと勧告。


典拠
『18才までの生徒に対しての学校における放射線防護 (ICRP Publication 13)』国際放射線防護委員会


日本語版


日本放射線医学学会による「ICRP Pub 13」の内容紹介(『日本放射線医学学会雑誌』、1972)
(CiNii)



原本:
"Radiation protection in schools for pupils up to the age of 18 years"
(International Commission on Radiological Protection by Pergamon Press, 1970)

福島県児童の「20ミリシーベルト/年」について(2)

取り急ぎ資料原典




(A)「児童20ミリシーベルト/年」の根拠(?)とされた

『 国際放射線防護委員会(ICRP) Pub 109』

日本語版(JRIA日本アイソトープ協会暫定翻訳版)
http://www.jrias.or.jp/index.cfm/6,15290,c,html/15290/20110428-174501.pdf




(B)同じく「児童20ミリシーベルト/年」の根拠(?)とされた

『国際放射線防護委員会 2011年3月21日付コメント<福島原子力発電所事故>』
http://www.scj.go.jp/ja/info/jishin/pdf/t-110405-3j.pdf

(日本学術会議HP http://www.scj.go.jp/ より)



(C) 国際放射線防護委員会の防護体系に関する政府の考え

『放射線から人を守る国際基準~国際放射線防護委員会(ICRP)の防護体系~』
平成23年4月27日
佐々木 康人
(社)日本アイソトープ協会 常務理事
(前 放射線医学総合研究所 理事長)

http://www.kantei.go.jp/saigai/senmonka_g5.html

首相官邸災害対策ページ > 福島原発・放射能関連情報 > 原子力災害専門家グループ > 放射線から人を守る国際基準~国際放射線防護委員会(ICRP)の防護体系~



これらICRPの資料原典を読むと、文部科学省の「解釈・判断」の正当性に重大な疑義が生じてくる。

福島県児童の「20ミリシーベルト/年」について(1)

まずは事実関係を整理。



(1)平成23年4月19日、文部科学省が局長4人の連名で

『福島県内の学校の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方について(通知)』
http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1305173.htm

(=問題の「20ミリシーベルト許容」通知文書。以下『暫定的考え方』と呼称。)

を福島県教育委員会、福島県知事、等宛てに発出する。



(2)同日、原子力災害対策本部(内閣府)は、この文部科学省の通知『暫定的考え方』に関して、
原子力安全委員会(内閣府の審議会。委員長:斑目春樹)に、専門家としての助言(意見)を求める。



(3)同日、この『暫定的考え方』について助言を求められた原子力安全委員会委員長:斑目春樹)

「差支(さしつか)えありません。」

と回答。



(4)同日、原子力安全委員会の「差支えありません。」との回答(お墨付き)を得た原子力災害対策本部は、文部科学省と厚生労働省に対し、この『暫定的考え方』に基づいて福島県に対し指導・助言を行うよう指示。




以上、文部科学省の報道発表(平成23年4月19日)より。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/23/04/1305174.htm


以下、全文引用。
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トップ > お知らせ > 報道発表 > 平成23年度の報道発表 > 福島県内の学校等の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方について

福島県内の学校等の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方について

平成23年4月19日

標記の件につきまして、原子力災害対策本部から、福島県内の学校等の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方が示されましたので、別紙1のとおりお知らせします。
また、これを踏まえ、別紙2のとおり福島県教育委員会等に対し通知を発出いたしましたので、あわせてお知らせします。
別紙1

平成23年4月19日

文部科学省 殿
厚生労働省 殿

原子力災害対策本部

「福島県内の学校等の校舎、校庭等の利用判断における暫定的考え方」について

標記の件に関して、貴省における検討を踏まえ、とりまとめた考え方について原子力安全委員会に助言を要請したところ、原子力安全委員会から別添1の回答を得た。別添2の考え方に基づき、別添1に留意しつつ、福島県に対し、適切に指導・助言を行われたい。

別添1

平成23年4月19日

原子力災害対策本部 殿

原子力安全委員会



「福島県内の学校等の校舎、校庭等の利用判断における暫定的考え方」に対する助言について(回答)

平成23年4月19日付で、要請のありました標記の件については、差支えありません。なお、以下の事項にご留意ください。

(1)学校等における継続的なモニタリング等の結果について、二週間に一回以上の頻度を目安として、原子力安全委員会に報告すること

(2)学校等にそれぞれ1台程度ポケット線量計を配布し、生徒の行動を代表するような教職員に着用させ、被ばく状況を確認すること

別添2

平成23年4月19日
原子力災害対策本部

福島県内の学校等の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方

1. 学校等の校舎・校庭等の利用判断における暫定的な目安について

学校等の校舎、校庭、園舎及び園庭(以下、「校舎・校庭等」という。)の利用の判断について、現在、避難区域と設定されている区域、これから計画的避難区域や緊急時避難準備区域に設定される区域を除く地域の環境においては、次のように国際的基準を考慮した対応をすることが適当である。

国際放射線防護委員会(ICRP)のPublication109(緊急時被ばくの状況における公衆の防護のための助言)によれば、事故継続等の緊急時の状況における基準である20~100mSv/年を適用する地域と、事故収束後の基準である1~20mSv/年を適用する地域の併存を認めている。また、ICRPは、2007年勧告を踏まえ、本年3月21日に改めて「今回のような非常事態が収束した後の一般公衆における参考レベル(※1)として、1~20mSv/年の範囲で考えることも可能」とする内容の声明を出している。

このようなことから、児童生徒等が学校等に通える地域においては、非常事態収束後の参考レベルの1-20mSv/年を学校等の校舎・校庭等の利用判断における暫定的な目安とし、今後できる限り、児童生徒等の受ける線量を減らしていくことが適切であると考えられる。

※1 「参考レベル」: これを上回る線量を受けることは不適切と判断されるが、合理的に達成できる範囲で、線量の低減を図ることとされているレベル。

また、児童生徒等の受ける線量を考慮する上で、16時間の屋内(木造)、8時間の屋外活動の生活パターンを想定すると、20mSv/年に到達する空間線量率は、屋外3.8μSv/時間、屋内木造1.52μSv/時間である。したがって、これを下回る学校等では、児童生徒等が平常どおりの活動によって受ける線量が20mSv/年を超えることはないと考えられる。また、学校等での生活は校舎・園舎内で過ごす割合が相当を占めるため、学校等の校庭・園庭において3.8μSv/時間以上を示した場合においても、校舎・園舎内での活動を中心とする生活を確保することなどにより、児童生徒等の受ける線量が20mSv/年を超えることはないと考えられる。

2. 1.を踏まえた福島県における学校等を対象とした環境放射線モニタリングの結果に対する見解

平成23年4月8日に結果がとりまとめられた福島県による学校等を対象とした環境放射線モニタリング結果及び4月14日に文部科学省が実施した再調査の結果を踏まえた原子力災害対策本部の見解は以下のとおり。

なお、避難区域並びに今後設定される予定の計画的避難区域及び緊急時避難準備区域に所在する学校等については、校舎・校庭等の利用は行わないこととされている。

(1)文部科学省による再調査により、校庭・園庭で3.8μSv/時間(保育所、幼稚園、小学校については50cm高さ、中学校については1m高さの数値:以下同じ)以上の空間線量率が測定された学校等については、別添に示す生活上の留意事項に配慮するとともに、当面、校庭・園庭での活動を1日あたり1時間程度にするなど、学校内外での屋外活動をなるべく制限することが適当である。

なお、これらの学校等については、4月14日に実施した再調査と同じ条件で国により再度の調査をおおむね1週間毎に行い、空間線量率が3.8μSv/時間を下回り、また、翌日以降、再度調査して3.8μSv/時間を下回る値が測定された場合には、空間線量率の十分な低下が確認されたものとして、(2)と同様に扱うこととする。さらに、校庭・園庭の空間線量率の低下の傾向が見られない学校等については、国により校庭・園庭の土壌について調査を実施することも検討する。

(2)文部科学省による再調査により校庭・園庭で3.8μSv/時間未満の空間線量率が測定された学校等については、校舎・校庭等を平常どおり利用をして差し支えない。

(3)(1)及び(2)の学校については、児童生徒等の受ける線量が継続的に低く抑えられているかを確認するため、今後、国において福島県と連携し、継続的なモニタリングを実施することが適当である。

3.留意点

この「暫定的考え方」は、平成23年3月に発生した福島第一原子力発電所の事故を受け、平成23年4月以降、夏季休業終了(おおむね8月下旬)までの期間を対象とした暫定的なものとする。
今後、事態の変化により、本「暫定的考え方」の内容の変更や措置の追加を行うことがある。

別添

児童生徒等が受ける線量をできるだけ低く抑えるために取り得る学校等における生活上の留意事項

以下の事項は、これらが遵守されないと健康が守られないということではなく、可能な範囲で児童生徒等が受ける線量をできるだけ低く抑えるためのものである。

1校庭・園庭等の屋外での活動後等には、手や顔を洗い、うがいをする。

2土や砂を口に入れないように注意する(特に乳幼児は、保育所や幼稚園において砂場の利用を控えるなど注意が必要。)。

3土や砂が口に入った場合には、よくうがいをする。

4登校・登園時、帰宅時に靴の泥をできるだけ落とす。

5土ぼこりや砂ぼこりが多いときには窓を閉める。

参考1

平成23年4月19日

原子力安全委員会 殿

原子力災害対策本部

「福島県内の学校等の校舎、校庭等の利用判断における暫定的考え方」に対する助言について(要請)

標記の件に関して、別添のとおり、「福島県内の学校等の校舎、校庭等の利用判断における暫定的考え方」を取りまとめたが、このことについて、原子力安全委員会の助言を求める。

(別紙2)福島県内の学校等の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方について

お問い合わせ先

原子力災害対策支援本部(放射線の影響に関すること)
堀田(ほりた)、新田(にった)、奥(おく)
電話番号:03-5253-4111(内線4604、4605)

スポーツ・青少年局学校健康教育課(学校に関すること)
平下(ひらした)、石田(いしだ)、北垣(きたがき)
電話番号:03-5253-4111(内線2976)

(原子力災害対策支援本部、スポーツ・青少年局学校健康教育課)

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福島県内の学校の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方について

標記の件について、福島県教育委員会等に発出しましたので、お知らせします。



23文科ス第134号
平成23年4月19日



福島県教育委員会
福島県知事
福島県内に附属学校を置く国立大学法人の長  殿
福島県内に小中高等学校を設置する学校設置会社を
所轄する構造改革特別区域法第12条第1項
の認定を受けた地方公共団体の長



文部科学省生涯学習政策局長 板東久美子
初等中等教育局長  山中伸一
科学技術・学術政策局長 合田隆史
スポーツ・青少年局長  布村幸彦



福島県内の学校の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方について(通知)



去る4月8日に結果が取りまとめられた福島県による環境放射線モニタリングの結果及び4月14日に文部科学省が実施した再調査の結果について,原子力安全委員会の助言を踏まえた原子力災害対策本部の見解を受け,校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方(以下,「暫定的考え方」という。)を下記のとおり取りまとめました。

ついては,学校(幼稚園,小学校,中学校,特別支援学校を指す。以下同じ。)の校舎・校庭等の利用に当たり,下記の点に御留意いただくとともに,所管の学校及び域内の市町村教育委員会並びに所轄の私立学校に対し,本通知の趣旨について十分御周知いただき,必要な指導・支援をお願いします。



1. 学校の校舎・校庭等の利用判断における暫定的な目安について

学校の校舎,校庭,園舎及び園庭(以下,「校舎・校庭等」という。)の利用の判断について,現在,避難区域と設定されている区域,これから計画的避難区域や緊急時避難準備区域に設定される区域を除く地域の環境においては,次のように国際的基準を考慮した対応をすることが適当である。

国際放射線防護委員会(ICRP)のPublication109(緊急時被ばくの状況における公衆の防護のための助言)によれば,事故継続等の緊急時の状況における基準である20~100mSv/年を適用する地域と,事故収束後の基準である1~20mSv/年を適用する地域の併存を認めている。また,ICRPは,2007年勧告を踏まえ,本年3月21日に改めて「今回のような非常事態が収束した後の一般公衆における参考レベル(※1)として,1~20mSv/年の範囲で考えることも可能」とする内容の声明を出している。

このようなことから,幼児,児童及び生徒(以下,「児童生徒等」という。)が学校に通える地域においては,非常事態収束後の参考レベルの1-20mSv/年を学校の校舎・校庭等の利用判断における暫定的な目安とし,今後できる限り,児童生徒等の受ける線量を減らしていくことが適切であると考えられる。

※1 「参考レベル」: これを上回る線量を受けることは不適切と判断されるが,合理的に達成できる範囲で,線量の低減を図ることとされているレベル。

また,児童生徒等の受ける線量を考慮する上で,16時間の屋内(木造),8時間の屋外活動の生活パターンを想定すると,20mSv/年に到達する空間線量率は,屋外3.8μSv/時間,屋内(木造)1.52μSv/時間である。したがって,これを下回る学校では,児童生徒等が平常どおりの活動によって受ける線量が20mSv/年を超えることはないと考えられる。さらに,学校での生活は校舎・園舎内で過ごす割合が相当を占めるため,学校の校庭・園庭において3.8μSv/時間以上を示した場合においても,校舎・園舎内での活動を中心とする生活を確保することなどにより,児童生徒等の受ける線量が20mSv/年を超えることはないと考えられる。

2. 福島県における学校を対象とした環境放射線モニタリングの結果について

(1)文部科学省による再調査により,校庭・園庭で3.8μSv/時間(幼稚園,小学校,特別支援学校については50cm高さ,中学校については1m高さの数値:以下同じ)以上の空間線量率が測定された学校については,別添に示す生活上の留意事項に配慮するとともに,当面,校庭・園庭での活動を1日あたり1時間程度にするなど,学校内外での屋外活動をなるべく制限することが適当である。

なお,これらの学校については,4月14日に実施した再調査と同じ条件で国により再度の調査をおおむね1週間毎に行い,空間線量率が3.8μSv/時間を下回り,また,翌日以降,再度調査して3.8μSv/時間を下回る値が測定された場合には,空間線量率の十分な低下が確認されたものとして,(2)と同様に扱うこととする。さらに,校庭・園庭の空間線量率の低下の傾向が見られない学校については,国により校庭・園庭の土壌について調査を実施することも検討する。

(2)文部科学省による再調査により校庭・園庭で3.8μSv/時間未満の空間線量率が測定された学校については,校舎・校庭等を平常どおり利用して差し支えない。

(3)(1)及び(2)の学校については,児童生徒等の受ける線量が継続的に低く抑えられているかを確認するため,今後,国において福島県と連携し,継続的なモニタリングを実施する。

3.留意点

(1)この「暫定的考え方」は,平成23年3月に発生した福島第一原子力発電所の事故を受け,平成23年4月以降,夏季休業終了(おおむね8月下旬)までの期間を対象とした暫定的なものとする。

今後,事態の変化により,本「暫定的考え方」の内容の変更や措置の追加を行うことがある。

(2)避難区域並びに今後設定される予定の計画的避難区域及び緊急時避難準備区域に所在する学校については,校舎・校庭等の利用は行わないこととされている。

(3)高等学校及び専修学校・各種学校についても,この「暫定的考え方」の2.(1),(2)を参考に配慮されることが望ましい。

(4)原子力安全委員会の助言を踏まえた原子力災害対策本部の見解は文部科学省のウェブサイトで確認できる。

別添

児童生徒等が受ける線量をできるだけ低く抑えるために取り得る学校における生活上の留意事項

以下の事項は,これらが遵守されないと健康が守られないということではなく,可能な範囲で児童生徒等が受ける線量をできるだけ低く抑えるためのものである。

1校庭・園庭等の屋外での活動後等には,手や顔を洗い,うがいをする。

2土や砂を口に入れないように注意する(特に乳幼児は,保育所や幼稚園において砂場の利用を控えるなど注意が必要。)。

3土や砂が口に入った場合には,よくうがいをする。

4登校・登園時,帰宅時に靴の泥をできるだけ落とす。

5土ぼこりや砂ぼこりが多いときには窓を閉める。



お問い合わせ先

原子力災害対策支援本部(放射線の影響に関すること)
電話番号:03-5253-4111(内線4605)

スポーツ・青少年局学校健康教育課保健管理係(学校に関すること)
電話番号:03-5253-4111(内線2976)

(スポーツ・青少年局学校健康教育課)
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引用以上。

2011年4月27日水曜日

パチンコ業界の消費電力

「パチンコやめろ」とイシハラ都知事が言い出したとたんに

「夏の電力供給は足りる」という話になったような感じがするのは気のせいでしょうか?ww


NHKも産経サンもパチ業界の「節電」PRに懸命です、、、






この産経の記事だと「ピーク時で計約84万キロワット」とかあやふやな表現で、
実際の電力消費量がよくわからないので(わざと?)


こちらが「東京電力管内のパチンコ業界の電力消費量」(読売新聞 2011年3月24日)





「1日あたり415万kWh。43万世帯分。」


実際、これがどのくらいの電力消費量かというと、


「JR東日本の新幹線全部の1日あたり消費電力の約1.2倍」


「JR東日本の在来線全部の1日あたり消費電力の約46%」


てな感じになります。


ソース:JR東日本公式
http://www.jreast.co.jp/eco/pdf/pdf_2000/all.pdf
のp11、

JR東日本新幹線運転の消費電力 12.3億kWh/1年。 
12.3億kWh 割る 365日 = 337万kWh/1日。

在来線は32.6億kWh/1年。 
32.6億kWh 割る 365日 = 893万kWh/1日。


ご承知の通り、JR東日本は自社発電所でこれらの電力全てをまかなった上で、余分を東電に供給してるわけだが、

あの「計画停電に伴う電車運休」とか駅のエスカレーター休止とかっていったい何だったのかと。。。

2011年4月25日月曜日

小鳩枢軸

この件、

http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E4%B8%80%E6%97%A5100%E5%85%86%E3%83%99%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%80%80%E9%B3%A9%E5%B1%B1&aq=f&aqi=&aql=&oq=


いちいち解説するの面倒くさいんで省略して書きますが、

要はナンチャラ勉強会で「俺たちのユギオが鬼の首を取った!」「スクープだ!」

と耕作員ら(三島運湖団子含め)がまた騒いでる、と。


要はこれが言いたいんだろうな、と。


83 :@(関西地方):2011/04/22(金) 04:57:55.82 ID:/7SGmGEE0

今回ルーピーものすごい役に立ってないか?





さて、今後154兆(=154テラ)ベクレルの放出が毎日続いたとして、あと何日でチェルノブイリの放出量に追いつくでしょう?




(勉強会とやらで使われた資料 ↓)



元PDF
保安院
http://www.meti.go.jp/press/2011/04/20110412001/20110412001-1.pdf

安全委員会
http://www.nsc.go.jp/info/20110412.pdf



さて、
これまでの放出量は

福島:63万テラベクレル
チェルノブイリ:520万テラベクレル

なので

520万テラ 引く 63万テラ =457万テラ

チェルノブイリに追いつくまで、あと457万テラベクレル。

で、
今後、毎日154テラベクレルが放出されると仮定すると、

457万テラ 割る 154テラ = 29675日 = 81.3年




・・・小鳩耕作員乙w

これはひどい20110425

根拠無く不安を煽るのも問題だが



<放射線のがんリスク、100ミリシーベルトで受動喫煙なみ>(日経 2011/4/24 19:36)
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819595E0E1E2E2EB8DE0E6E2E6E0E2E3E386989FE2E2E2
(全文読むには無料会員登録必要)


放射線を健康に影響が出るとされる100ミリシーベルト程度浴びた場合でも、がんの発生するリスクは受動喫煙や野菜不足並みにとどまることが、国立がん研究センターの調べでわかった。肥満や大量の飲酒、喫煙に比べると低い。低線量の放射線による健康影響を考えるうえで、ひとつの目安になりそうだ。

広島、長崎の原子爆弾で被爆した人のうち約4万4000人が、その後、どの程度の割合で肺がんなどを発症したかを長期間にわたって追跡調査した放射線影響研究所などの論文と、国立がん研究センターなどが実施してきた生活習慣によるがん発生リスクの疫学研究とを、津金昌一郎・予防研究部長らが比較検討した。

原爆で100ミリ~200ミリシーベルトの放射線を浴びた集団は浴びていない集団に比べてがんになるリスクが1.08倍だった。生活習慣によるリスクと比較すると、1日1箱たばこを吸う夫を持つ妻が受動喫煙でがんになるリスク(夫が禁煙の妻と比較して1.02~1.03倍)や野菜嫌いな人のリスク(野菜を食べる人と比較して1.06倍)よりもわずかに高い程度だった。

肥満や運動不足、塩分の取り過ぎなどでがんを発症するリスクは1.1~1.2倍程度で、放射線を100ミリ~200ミリシーベルトを浴びた場合よりも高い。

一方、男性の喫煙者はたばこを吸わない人よりも1.6倍がんになりやすい。放射線の被曝(ひばく)量でみると2000ミリシーベルト以上浴びた場合のリスクとほぼ同じだという。

津金部長は「がんは様々な要因が複雑に絡み合って発症する。放射線リスクだけを気にしすぎないようにしてほしい」と話す。



これは原爆被爆者の「外部被曝」だけの話じゃろ。



広島長崎の原爆の被爆者でありながら「被爆者」に認定されなかった人たち、

すなわち、原爆で直接的に浴びた線量(外部被曝)が「被爆者」として認定されるだけの基準の線量に達していなかった人たちがガンなどで発症しても、

「あなたたちは「被爆者」の基準に達してないのでそのガンは放射線とは関係ありません」

とされてきたわけです。


そういった人たちに、放射性降下物(有名な「黒い雨」等)による「内部被曝」の影響があった、と曲がりなりにも国(裁判所)が認めたのは、ななななんと

原爆投下から60年以上経過した平成20年。。



平成20年5月30日判決言渡
平成18年(行コ)第58号 原爆症認定申請却下処分取消等請求控訴事件
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20080827134408.pdf





電力中央研究所からお金貰って「内部被曝は健康に良い」と盛んに活動している人も。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A8%B2%E6%81%AD%E5%AE%8F


「放射線ホルミシス」こそ電力中央研究所謹製のトンデモ科学でしょう。ホメオパシー以下。



で、なぜか日本語の項目が無い「ペトカウ効果(Petkau effect)」
http://en.wikipedia.org/wiki/Petkau_effect



上の判決文でも引用されてる本
『低線量内部被曝の脅威―原子炉周辺の健康破壊と疫学的立証の記録』





統一地方選(後半戦) 雑

リアル雑ネタ:


いちご煮(缶詰)、、、岩手方面のメーカーは津波でみな壊滅的状況。八戸の本家・加久の屋は津波被害もなく健在で何より。あれで炊き込みご飯作ると旨いんだなー。「人は海辺で進化した」って実感ですよ。放射能汚染があったらウニとアワビはチリ産100%(アワビはロコ貝で)にしちゃえばヨイ。


世田谷区長に中学全共闘野楼@仙石愛弟子&ケツネ目お友達&喜納昌吉パシリw 世田谷通信大勝利w
「原発依存脱却」はまあ良いとしても、そのぶんを「自然再生エネルギーへ転換」は技術的に100%ありえないので結果的に原発温存志向。アホ。


つーか、文京区議に西村@酷民震党って、、、
プロレスラー・悲しき天才(セッド・ジニアス)のエピゴーネン(パクリ野楼)。
プロレス美意識的には「プロレスファンだからこそ西村には投票しない」
こんなかんじの輩ですよ
ttp://blog.livedoor.jp/1fuji/archives/51182890.html


品川区議御当選の木村健悟は円天興行の元社長、どの面下げて、、、
まあ、どうでもいい。

2011年4月24日日曜日

ウィンズケール(補記×2あり)

http://tokumei10.blogspot.com/2011/04/blog-post_6524.html


当初より報道に「スリーマイル」「チェルノブイリ」の名前は出てきても

某国の「ウィンズケール」の「ウ」の字も出てこなかった理由ですね。



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89#.E3.82.A6.E3.82.A3.E3.83.B3.E3.82.BA.E3.82.B1.E3.83.BC.E3.83.AB

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E4%BA%8B%E6%95%85#.E4.BB.A3.E8.A1.A8.E7.9A.84.E3.81.AA.E4.BA.8B.E6.95.85



先々週やっとアカハタが。




補記:

<福島原発の海洋汚染は長期的脅威にならず、英国の例が示す-科学者>(ブルームバーグ 4月21日)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aqBGZQ4hlCiA






どういう計算なんだ?

セラフィールドは57年間で4万7855兆ベクレル

核種は違うが福島は1か月で4700兆ベクレル





単純計算で 4700兆 割る 47000兆 = 0.1


福島はセラフィールドの約5.7年分を1か月で放出したんとちゃうの、

丸ビルのブルームベルグさん?



4/25補記:

ウィンズケールの放出量はヨウ素を計算に入れないでセシウムとストロンチウムだけで計算してるのでそれに合わせると


福島は「放射性セシウム134と137が各940テラベクレル」、
合計1880テラベクレル
(ソース:毎日 http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110421dde001040011000c.html )


福島のストロンチウム放出量は公表されてないので、六ヶ所村再処理工場の放出予定量の割合から比例計算すると、


「液体で太平洋に放流する放射性物質」)


ストロンチウム90はセシウム137の75%なので705テラベクレル。

セシウムとストロンチウム合計で2585テラベクレル。


2585兆 割る 47855兆 = 0.054


57年 掛ける 0.054 =約3年


つまり

福島はセラフィールドの約3年分のセシウムとストロンチウムをたった1か月で放出したんとちゃうの、丸ビルのブルームベルグさん?


となりますでしょうか。

2011年4月23日土曜日

山下俊一@おらといっしょにぱらいそさいくだ!!

<福島県が迎えてる長崎大学のトンデモ学者>
http://nagatsuki07.iza.ne.jp/blog/entry/2255231/




山下俊一:

















高見三明:






















偽装「カクレ」グループ?













参照:

http://tokumei10.blogspot.com/2008/02/blog-post_256.html

http://tokumei10.blogspot.com/2011/02/blog-post_9308.html

Miscellaneous

<東電が不足“煽る”本当のワケ 検証・夏の電力は足りる!>(ZAKZAK 2011.04.21)
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110421/dms1104211647022-n1.htm





まあ、この電力の話自体は実に正しいわけなんだけど、
なぜ突然フジサンケイのzakzakが参戦?というと



石原知事の「自販機・パチンコやめちまえ」の「影響」ではないでしょうかw









zakzakの記事に出てくる荻原博子なんかも、たしかオザワン「政治とカネで辞任」問題のときにはオザワン擁護してましたね



「電力は足りてる。しかし原発を減らしていくためにもパチンコは禁止しようゼぃ!」でOKw



ところで、

このところ急にまた「亜米利加が!不利目損が!」と騒ぐ方々が増えてるようですが、


かつての鸚鵡検挙の直前にも、「不利目損の手羽先の亜米利加が我々に沙凛攻撃を加えている」とか鸚鵡の中のヒトがほざいてましたネ。馬事羅嫌な去っちゃ。クレーン車。




で、『20世紀少年』が再注目されてるようだけど、日テレの扱い的には、すでに『20世紀少年』から『GANTZ』の時代になってるんですけど。


で、GANTZトリビア。

『GANTZ』の最初のミッション、葱星人編の舞台はなぜか多摩市一ノ宮。

この一ノ宮って地名は、かつて武蔵の国の一ノ宮(トップの神社)があったことに由来してるんだけど、
(今は武蔵国の一ノ宮は氷川神社になってるが、一ノ宮の地名の元になった神社自体は今も健在)


で、その神社はこちらw
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E9%87%8E%E7%A5%9E%E7%A4%BE_(%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD)



禰宜だけで十分でsよ。。



おこりんぼうあばれんぼう編についてはこちらでちらっと書きました
http://sassasa1234.seesaa.net/article/176122957.html

護国寺といえば音羽。ぽppぽ家とは深い関係がありんす。

てか、行ったことある人はわかると思うけど、音羽のあの街路って、「護国寺の門前町」としてつくられてるんだよね。。

2011年4月20日水曜日

メモメモ

http://www.anican.jp/blog/anicannews/anicannews.aspx?number=20100473
via kwout





ところで


<第23回原子力安全委員会 速記録 平成23年4月18日(月) 原子力安全委員会>(PDF)
http://www.nsc.go.jp/anzen/soki/soki2011/genan_so23.pdf



○班目委員長 他に何かございますでしょうか。
よろしゅうございますか。
現在、世の中の注目は福島第一発電所に集まっておりますけれども、やはり他のプラントの安全性の確保というのももちろん非常に大切でございます。そういう意味では、是非、保安院におかれましては、そのようなプラントの安全確保についてもしっかりと指導をお願いしたいと思います。
本日は大変ありがとうございました。
それでは、次の議題なんでございますが、・・・



配付資料(4)
(独)日本原子力研究開発機構東海研究開発センター核燃料サイクル工学研究所再処理施設における海中放出管からの漏えいに関する原因と対策について (PDF)
http://www.nsc.go.jp/anzen/shidai/genan2011/genan023/siryo4.pdf

http://www.nsc.go.jp/anzen/shidai/genan2011/genan023/index.html








<海中作業中の潜水士の死亡について 平成22年1月26日>
http://www.jaea.go.jp/02/press2009/p10012601/index.html



韜晦最初利、ダークホースかもしれん、よくワカラン






参考:
<再処理工場の稼働に反対する2 2008年6月 9日>(河野太郎ブログ)
http://www.taro.org/2008/06/saishori2.php



<リサイクル機器試験施設(RETF)@JAEA核燃料サイクル工学研究所>(Wiki)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB%E6%A9%9F%E5%99%A8%E8%A9%A6%E9%A8%93%E6%96%BD%E8%A8%AD


つーか、Wikiに「核燃料サイクル工学研究所」の項目が無い件。

2011年4月19日火曜日

おろしゃ製

<高濃度の汚染水処理、ロシア製装置で 政府調整 福島第1原発>(日本経済新聞 電子版 2011/4/17 2:05)
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819481E3E7E2E7958DE3E4E2E6E0E2E3E39F9FEAE2E2E2
(全文読むには無料会員登録してチョ)

《政府は東京電力福島第1原子力発電所にたまった高濃度の放射性物質を含む汚染水を処理するため、ロシアの専用装置を導入する調整に入った。日ロ共同で製造した船舶を使った低濃度汚染水の処理も検討。原子力潜水艦の解体ノウハウを持つロシアと協力して汚染水の除去を急ぎ、原子炉冷却システムの早期復旧につなげる狙いがある。
政府は東電と協力して、ロシア国営の原子力企業ロスアトムの関連会社から、高濃度汚染水専用の装置を調達する考えだ。装置はフィルターに放射性セシウムを吸着するゼオライトなどの鉱物を塗り、汚染水を浄化する仕組みで、1機の処理能力は年間約2000トン。複数機をロシアから海上輸送する方向だ。
タービン建屋などには6万トンもの高濃度汚染水があるとみられる。ロシアの装置導入だけでは不十分で、仏原子力企業のアレバからも同様の装置を調達する方針。政府と東電は米国の研究機関からの技術導入でも協議を進めている。
日ロが1998年に製造した低濃度汚染水用の処理船「すずらん」の活用も検討。年間約7000トンの処理能力を持ち、1、3号機などの低濃度汚染水の処理に充てる。現在はウラジオストク近郊に停泊中という》


Kんこく、おろしゃ 。

2011年4月17日日曜日

原発推進vs縄文革命

「原発やめたら代替エネルギーどうするのよ?原始時代に戻るわけにはいかないでしょ」

vs

「原発やめて自然回帰。今こそ縄文革命!」




という不毛な言い合いが30年以上繰り返されてますが、



このグラフ見そ





一番右の「09年度」に注目。原子力(上の赤い部分)を全部取り除いてゼロにしても、


あら不思議、原子力以外の発電で85年度の全発電量を余裕で上回ってますね。

むしろ1990年の全発電量に近い。



80年代の後半といえば、縄文時代の最盛期でしたね。

竪穴式住居に住んで、粗末な衣服を着て、狩猟をしたり、ドングリや貝を拾って食べたり、、、、、




そう、こんな時代。


http://www.ark-honmachi.com/img_dir/24373/0001.jpg
via kwout




・・・80年代後半のエネルギー消費量の水準にまで生活レベルを落とすことには、

やはり皆さん抵抗がある、、、、、わきゃないだろ!

2011年4月16日土曜日

続・マララメ

<安全委が専門家の現地派遣行わず 防災計画、不履行>(共同 2011年4月16日)
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011041601000718.html




こりゃ明確なサボタージュですわな。

<サボタージュ>(Wiki)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5


「不作為犯」で訴えおこせるレベル。集団訴訟起こすか。


しかし上の共同の記事も、写真が責任者のマララメじゃないところがなんとも。。。。

史上最大の風評(前編・後編)

チョクトの私室。

壁掛け時計は11時。

チョクトは、防災服のままベッドに横たわっている。

目は閉じられているが、眠っているのか・・・。

すると、枕元にゆらゆらとチョクト上司の姿が浮かび上がる。






「340号!いや、地球での呼び名にしたがって、カン・チョクトと呼ぼう。

君の体は過去の風評被害との激しい闘いによって、多くのダメージを受けた。」


http://www2.u-netsurf.ne.jp/~okhr/sight7/image.48zyoushi06.jpg




(O157星人、BSE星人、鳥インフル星人ら強敵との名勝負の数々がフラッシュバックのように挿入される)

http://fukuoka-seikei.com/11.03.24%20kaiware.jpg





「・・・これ以上、地球にとどまることは非常に危険だ。チョクト、M78星雲に帰る時が来たのだ!」


http://www2.u-netsurf.ne.jp/~okhr/sight7/image.48zyoushi03.jpg



(BGM 葬送のテーマ)




「しかし、この美しい星を狙う風評被害は、あとを絶たない。僕が帰ったら地球はどうなるんだ・・・?」(チョクト)


「チョクト、今は自分のことを考えるべきだ。・・・地球にとどまることは、死を意味するのだ・・・」(チョクト上司)


「元の体には戻れないのか?」(チョクト)


「それには、M78星雲に帰る必要がある。君の体は人間とは違うんだ!」(チョクト上司)


「今は帰れない・・・。地球に恐ろしいことが起こりそうなんだ!・・・このまま、放っておくわけにはイ菅・・・」(チョクト)



http://sylphys.ddo.jp/upld2nd/neta2/src/1301805056187.jpg





「ひとつだけ忠告する。食のパフォーマンスでこれ以上、エネルギーを消耗してはならん。

M78星雲に帰ることができなくなってしまう・・・。

食のパフォーマンスをしてはいかん!!」(チョクト上司)

http://pds.exblog.jp/pds/1/200705/08/12/b0087512_191205.jpg








「・・・JAフクシマがピンチなんだよ!

http://sylphys.ddo.jp/upld2nd/neta2/src/1301805056187.jpg













・・・デュワッ!」



http://www.yomiuri.co.jp/photo/20110415-415811-1-L.jpg
via kwout



たぶん洗ってない